Waymoが加州で走行エリア拡大、ベイエリアや南加州を網羅
承認エリアの大幅な拡大
ベイエリア全域とサクラメントへ拡大
南加州はサンディエゴまで網羅
ワイン産地ナパ含むノースベイも対象
実用化へのロードマップ
サンディエゴ配車は2026年中頃開始
有料乗客輸送には追加承認が必要
高速道路利用など技術革新も加速
出典:TechCrunch
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米アルファベット傘下のWaymoは11月22日、カリフォルニア州車両管理局(DMV)より、ベイエリアおよび南カリフォルニア全域での自動運転車の走行承認を取得しました。これにより、サンフランシスコやロサンゼルスに加え、サクラメントやサンディエゴを含む広大なエリアでの試験・展開が可能になります。
新たに承認された範囲は、北はナパバレーなどのワイン産地を含むノースベイから、南はサンディエゴに至るまで、州内の主要地域を網羅しています。特にベイエリアではイーストベイの大部分が含まれ、Waymoの事業基盤が飛躍的に拡大することを示唆しています。
ただし、一部地域での有料サービス開始には別途規制当局の承認が必要です。同社はサンディエゴでの配車サービス開始を2026年中頃と予告しており、マイアミやオースティンなど全米各地への展開計画と並行して、着実に市場シェアを広げる戦略です。
直近ではロサンゼルスやフェニックスでの高速道路利用を開始するなど、技術的なマイルストーンも次々と達成しています。無人運転タクシーの実用化競争において、Waymoは規制対応と技術の両面で優位性を固めつつあります。