Vercel、プッシュ通知やキャッシュタグなど新機能を一斉公開

通知・ログ機能の強化

デスクトップ・モバイル両対応のプッシュ通知が全通知タイプで利用可能に
ダッシュボードの通知設定からプッシュチャネルを有効化するだけで即利用開始
モバイルブラウザでVercelダッシュボードを開きオプトインするとスマートフォンにも通知
ランタイムログの詳細パネルにリファラー情報が追加され、リクエスト発生元の把握が容易に

キャッシュ管理の高度化

@vercel/functionsパッケージの`addCacheTag`関数でFunctionレスポンスにキャッシュタグを付与
タグ単位でのキャッシュ無効化により、細粒度なコンテンツ更新が実現
オリジンが不在の場合は`dangerously delete by tag`で強制削除も可能(レイテンシ増加に注意)
全プラン・全フレームワークで追加費用なしに利用可能
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Vercelは2024年12月12日、プラットフォームの複数機能を同時にアップデートしました。開発者の通知体験、デバッグ効率、キャッシュ制御の三領域にわたる改善です。

プッシュ通知機能では、デプロイ完了やエラーなどすべての通知タイプについて、デスクトップブラウザとモバイルブラウザの双方からプッシュ通知を受け取れるようになりました。設定はVercelダッシュボードの通知設定ページから数クリックで完了します。

ランタイムログの改善として、リクエスト詳細パネルにリファラー情報が表示されるようになりました。どのページやサービスからリクエストが発生したかを即座に確認でき、不審なトラフィックの調査や障害原因の特定が効率化されます。

キャッシュタグ機能は、`@vercel/functions`パッケージからインポートした`addCacheTag`関数を使い、Functionレスポンスに任意のタグを付与するものです。同タグが付いたキャッシュエントリをまとめて無効化することで、特定コンテンツだけをピンポイントで更新できます。

これらの機能はいずれもGA(一般提供)段階で、Vercelのすべてのプランで利用可能です。追加コストや特定フレームワークへの依存もなく、既存プロジェクトにすぐ導入できます。