MetaのAIグラス、会話ブースト機能を追加

新機能の概要と提供状況

Ray-Ban MetaとOakley Meta HSTNが対象
アーリーアクセスプログラム参加者から先行展開
ソフトウェアv21として提供開始
米国・カナダ限定でのロールアウト

機能の詳細とSpotify連携

指向性マイクで話し相手の声を増幅
右アームのスワイプ操作や設定から増幅レベルを調整可能
Spotifyと連携し視界に合わせた楽曲を再生
Spotifyは英語対応の複数市場で展開
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Metaは2025年12月16日、AIスマートグラス向けのソフトウェアアップデート(v21)を開始しました。目玉は「Conversation Focus(会話フォーカス)」機能で、騒がしい環境でも話し相手の声を聞き取りやすくするものです。

本機能はグラスに内蔵された指向性マイクを活用し、会話相手の音声を選択的に増幅します。ユーザーはグラスの右アームをスワイプするか、端末設定から増幅レベルを細かく調整できます。

対応モデルはRay-Ban MetaとOakley Meta HSTNで、まずEarly Access Programに参加しているユーザーから利用可能となり、その後段階的に広く展開される予定です。

地域的には、会話フォーカス機能は米国とカナダに限定されていますが、後述のSpotify連携は英語対応の20以上の市場で利用できます。

同時に発表されたSpotify連携では、ユーザーが見ているものに合わせた楽曲を再生できます。たとえばクリスマスツリーを見ながら「Hey Meta、この環境に合うプレイリストを始めて」と話しかけると、ホリデーミュージックが流れます。

Metaは今年9月のMeta Connectカンファレンスでこの機能を予告しており、今回が正式なロールアウトとなります。会話フォーカスはアクセシビリティ機能として明示されていませんが、補聴器的な用途に近い実用性を持ちます。

AppleのAirPodsが既にConversation Boost機能や臨床グレードの補聴器機能を提供しているように、スマートウェアラブルによる聴覚補助は業界全体のトレンドとなりつつあります。