ゲームとSNSで広がる生成AIへの反発:品質と真正性への不満
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2025年は生成AIがビデオゲーム業界に本格的に浸透した年となりました。ゲームオブザイヤーを受賞した「Clair Obscur: Expedition 33」でもAI生成画像の使用が発覚・撤去されたほか、Call of Duty: Black Ops 7ではActivisionがAI使用を認めた上でコンテンツを維持するという対照的な対応が話題になりました。
大手ゲームスタジオのCEO層はAI活用に積極的な一方、インディ開発者の多くは強く反発しています。Baldur's Gate 3のLarian Studios CEOのSwen Vinckeは「競合他社が黄金の卵を見つけたら自分たちは終わる」という競争的圧力からAIを使わざるを得ないと正直に語りました。
Keywords Studiosの調査では、生成AIツールだけでゲームを作ることを試みた結果、一部のプロセスは効率化できるが最終的には人間の才能を代替できないという結論に至りました。AIの現状の限界が実験的試みで浮き彫りになっています。
Pinterestでは、ユーザーが料理レシピを試みたところ「チキンをスローカーカーにログして」という指示が含まれていて、AIが生成したコンテンツだと気づいたという事例が報告されました。AIが生成した架空の人物が運営するレシピブログが拡散し、プラットフォームへの信頼が損なわれています。
WIREDの調査では、Pinterest上のバレエシューズ検索広告の40%以上がAI生成または加工であり、リンク先の多くは物理的な住所を持たないゴーストストアと呼ばれる詐欺的なECサイトでした。AI詐欺コンテンツの被害は消費者の日常的な購買行動にまで及んでいます。
Pinterestは2025年11月の決算でアナリスト予想を下回り株価が20%急落しました。「ビジュアル発見エンジン」として成長してきたプラットフォームが、AIを活用した広告収益拡大に舵を切ったことへのユーザーの反発が数値に表れた形です。