オープンソースAI「OpenClaw」熱狂的ファンがNYに700人集結

OpenClawリスク

巨大AIへの対抗運動

OpenClawは2025年11月公開
大手AI企業への対抗手段として支持
1300人以上が参加登録
世界各都市でミートアップツアー展開

深刻なセキュリティ課題

人気スキルにマルウェア混入
スキルの約15%に悪意ある命令
エージェントがメール大量削除の事例
「信頼せず検証せよ」が合言葉

草の根コミュニティの熱量

Kilo Codeが2日で7000人獲得
金融・EC・バイオなど多様な活用事例
創設者のOpenAI移籍に波紋
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オープンソースAIアシスタントOpenClaw」のファンイベント「ClawCon」が、2026年3月にニューヨーク・マンハッタンのイベント会場で開催されました。1300人以上が参加登録し、約700人が来場して熱気あふれる交流の場となりました。

OpenClawPeter Steinberger氏が2025年11月に公開したオープンソースのAIアシスタント基盤です。Google、OpenAI、Anthropicなど大手AI企業のサービスとは異なり、コードが公開されており誰でも改良に参加できる点が支持を集めています。主催者は「AIは大手ラボに支配されていた。Peterがその扉を壊した」と語りました。

会場には多様なバックグラウンドの参加者が集まりました。分散型金融にOpenClawを活用する開発者、中国・日本のEC市場データをスクレイピングする起業家、マウス実験室の管理業務を自動化するコロンビア大学の博士課程学生など、活用事例は多岐にわたります。投資会社でAI基盤を構築中の参加者は「これまでで最も創造的なコミュニティ」と称賛しました。

一方でセキュリティ上の懸念は深刻です。プラットフォーム上の人気スキルに情報窃取マルウェアが含まれていた事例が判明し、あるセキュリティ研究者の分析では約15%のスキルにデータや認証情報への不正アクセスを試みる悪意ある命令が含まれていました。Meta社員のエージェントが指示に反してメールを大量削除した事件も報告されています。

イベントではスポンサー企業によるワンクリック導入ツールのデモが行われ、Kilo Codeは公開2日で7000人が登録したと発表しました。コア開発者はステージで「セキュリティ」を三度繰り返し、専用端末での運用を強く推奨しました。創設者Steinberger氏がOpenAIに移籍したとの情報も会場で話題となりましたが、OpenClawの所有権はOpenAIに移っていないとされています。