Bumble、AI仲介役「Bee」で出会い体験を刷新

アシスタント

AI助手Beeの機能

価値観や目標を対話で学習
相性の高い相手を自動推薦
マッチ理由を双方に通知
将来はデート提案や匿名評価も

スワイプ廃止の実験

一部市場でスワイプ撤廃を検討
章立てプロフィールで深い接点
Z世代のグループ交流に対応

業績と成長戦略

Q4売上2.24億ドルで予想超え
株価は決算後約40%急騰
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マッチングアプリ大手Bumbleは2026年3月の第4四半期決算で、生成AIを活用した新しいパーソナル仲介アシスタントBee」を発表しました。創業者兼CEOのホイットニー・ウルフ・ハード氏が投資家向けに明らかにしたもので、現在は社内テスト段階ですが、まもなくベータ版を公開する予定です。

Beeはユーザーとのプライベートな対話を通じて、価値観・恋愛目標・コミュニケーションスタイル・ライフスタイルなどを学習します。その情報をもとに相性の高いマッチングを提案する「Dates」機能を最初に展開し、なぜ相性が良いのかを双方に説明する仕組みを備えています。

同社はさらに、長年親しまれてきたスワイプ機能の廃止を一部市場で実験する方針も明らかにしました。代わりに「章立てプロフィール」を導入し、ユーザーのライフストーリーの異なる側面で繋がれる仕組みを構築します。これによりAIアルゴリズムに供給するデータの質と量を向上させる狙いがあります。

Z世代がスワイプ疲れでマッチングアプリ離れを起こしている現状に対応するため、グループ交流への対応も検討しています。ウルフ・ハード氏は「行き止まりのチャット」ではなく実際のオフラインでの出会いを促進する方針を強調しました。Bumbleはこれまでも写真選定やプロフィール改善、詐欺検出などにAIを段階的に導入してきました。

業績面では第4四半期の売上高が2億2420万ドルと市場予想を上回り、有料ユーザー1人当たりの平均収益は前年比7.9%増の22.20ドルとなりました。この好決算を受けて株価は約40%上昇し、AI活用によるアプリ刷新への期待が投資家の強い支持を集めています。