Spotify、レコメンド制御できる「テイストプロファイル」編集機能を発表
新機能の概要
テイストプロファイルの閲覧・編集が可能に
自然言語で好みの微調整に対応
まずホーム画面のレコメンドに反映
NZのPremiumユーザーからベータ開始
解決する課題
家族共有によるプロファイル汚染の解消
子供の再生がWrappedを台無しにする問題に対応
睡眠音楽など趣味外の聴取履歴を除外可能
今後の展開
数週間内にNZで正式展開予定
他市場への段階的拡大を計画
出典:TechCrunch
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Spotifyの共同CEOグスタフ・セーデルストレム氏は2026年3月13日、米SXSWカンファレンスにおいて、ユーザーが自身のテイストプロファイルを閲覧・編集できる新機能のベータ版提供を発表しました。まずニュージーランドのPremiumユーザーを対象に提供を開始します。
テイストプロファイルは、Spotifyのレコメンドエンジンの中核を成すアルゴリズム生成モデルです。Discover WeeklyやMade For You、年末恒例のSpotify Wrappedなど、パーソナライズ機能全般の基盤となっており、編集はまずホーム画面のおすすめに反映されます。
新機能では、音楽・ポッドキャスト・オーディオブックの聴取データを一元的に確認でき、自然言語プロンプトを使って「このジャンルをもっと」「この雰囲気は控えめに」といった細かな調整が可能です。プロフィール画像をタップしてスクロールするだけでアクセスできます。
従来も特定の楽曲やプレイリストを除外する機能はありましたが、包括的な編集手段はありませんでした。家族でアカウントを共有するケースや、子供がCarPlayで再生するケース、睡眠用BGMの影響など、プロファイルが意図しない嗜好で汚染される問題が長年指摘されていました。
特に子供の利用が親のWrapped体験を台無しにする問題はSNSでも話題となり、多くのユーザーが改善を要望していました。Spotifyは今後数週間でニュージーランドでの展開を進め、順次他の市場にも拡大する方針です。企業のパーソナライゼーション戦略において、ユーザー主導の制御を重視する潮流を示す動きといえます。