NvidiaのDLSS 5にゲーマーから批判殺到、CEO反論も火に油

NVIDIAエンジニアDLSS

DLSS 5の技術と反発

生成AIでリアルタイム描画刷新
キャラの顔がAI slop化と批判
バイオハザード等デモで違和感
モーションスムージング以上の改変

業界の反応と今後

Huang CEO「批判は完全に間違い」
開発者による微調整可能と主張
今秋にCapcom等大手が対応予定
アーティストの意図尊重が争点
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Nvidiaは2026年3月のGTCカンファレンスで、3Dガイド付きニューラルレンダリングモデル「DLSS 5」を発表しました。ゲームのライティングやマテリアルをリアルタイムで生成AIにより刷新する技術ですが、ゲーマーコミュニティから強い反発を受けています。

デモで示された『バイオハザード レクイエム』の主人公グレースや『ホグワーツ・レガシー』のキャラクターは、AIフィルターを通したような不自然な顔に変わり、「AIスロップ」と酷評されました。実在のサッカー選手ファン・ダイクの顔さえ別人のように変形したと指摘されています。

Jensen Huang CEOは批判に対し「完全に間違っている」と反論しました。DLSS 5はジオメトリやテクスチャの制御性と生成AIを融合したものであり、開発者がAIを微調整できると説明しています。しかしこの強気な姿勢がさらなる反感を招いています。

従来のDLSSがグラフィック設定の差を機械学習で埋めるアップスケーリング技術だったのに対し、DLSS 5は生成AIでライティングやマテリアルを根本から作り直す点が大きく異なります。Nvidiaはこれを「2018年のリアルタイムレイトレーシング以来最大のブレークスルー」と位置づけています。

DLSS 5は2026年秋に提供開始予定で、BethesdaCapcom、Ubisoft、Warner Bros. Gamesなど大手スタジオが対応を表明しています。「グラフィックスのGPTモーメント」とNvidiaは謳いますが、アーティストの意図をどこまで尊重できるかが今後の普及の鍵となります。