Xiaomi、1兆パラメータLLM「MiMo-V2-Pro」を低価格で公開
出典:VentureBeat
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Xiaomiは2026年3月18日、1兆パラメータの大規模言語モデル「MiMo-V2-Pro」を発表しました。開発を率いたのはDeepSeek R1出身のFuli Luo氏で、OpenAIやAnthropicの最上位モデルに迫る性能を、約6〜7分の1の価格で提供します。
MiMo-V2-Proは1兆パラメータを擁しながら、1回の推論で稼働するのは42Bのみというスパース構造を採用しています。7対1のハイブリッドアテンション機構により、100万トークンの長大コンテキストでも性能劣化を抑え、効率的な推論を実現しています。
第三者機関Artificial Analysisの検証では、グローバル知能指数で10位・スコア49を獲得し、GPT-5.2 Codexと同等の評価を受けました。エージェント評価GDPval-AAではElo 1426を記録し、中国発モデルとして最高位に位置しています。
価格設定は入力1ドル・出力3ドル(100万トークンあたり、256K以下)と極めて競争力があります。GPT-5.2の全評価コスト2,304ドルに対し、MiMo-V2-Proはわずか348ドルで同等の処理が可能です。
企業導入においては、コスト対性能比の高さからインフラ部門に魅力的な選択肢となります。一方、エージェント機能の強力さゆえにプロンプトインジェクションのリスクも増大するため、セキュリティ部門は監査体制の整備が不可欠です。Luo氏は安定版のオープンソース公開も予告しています。