窓清掃ドローンのLucid BotsがシリーズBで20億円調達

資金調達と成長

シリーズBで2000万ドル調達
累計調達額は3400万ドル
販売台数が100台から1000台目前へ
デモ依頼が処理能力を超過

事業展開と将来性

米国内で自社設計・製造
清掃以外に塗装・防水へ拡大
ロボットデータでソフト改善を継続
インフラ老朽化の課題に対応
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Lucid Botsは、窓清掃用ドローン「Sherpa」などを開発する米ノースカロライナ州のロボティクス企業です。同社は2026年3月、Cubit CapitalとIdea Fund Partnersが共同リードするシリーズBラウンドで2000万ドル(約30億円)を調達しました。

今回の調達により、同社の累計資金調達額は3400万ドルに達しました。調達資金は急増する需要に対応するための人員拡大に充てられます。CEOのAndrew Ashur氏は、デモ依頼が1日の対応可能時間を超えている状況だと述べています。

同社は2018年の創業当初、清掃会社として受託作業を行いながら業界知見を蓄積しました。最初の100台販売に5年を要しましたが、現在は累計1000台に迫る勢いで販売が加速しています。

ロボットが収集した現場データをソフトウェア改善にフィードバックする仕組みを構築しています。さらに、既存顧客からの要望を受け、塗装や防水、シーリングなど隣接分野への展開も進めています。

Ashur氏は、建築インフラが世界最大の資産クラスでありながら、老朽化の進行、大型化する新規建築、労働力不足という三重の課題を抱えていると指摘します。ドローンロボットがこのギャップを埋める存在になると同社は位置づけています。