NVIDIA、オープンAI基盤モデル連合を設立

NVIDIAエコシステム

連合の概要と初動

Nemotron Coalition発足
Mistral AIと基盤モデル共同開発
データ・評価・専門知識を共有
Hugging Face最大組織に成長

業界リーダーの展望

AIエージェントが高度な同僚
マルチモデルオーケストレーション時代
オープンと独自の共存が不可欠
専門特化モデルで差別化実現
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NVIDIAは2026年3月のGTCカンファレンスにおいて、オープンなフロンティアAI基盤モデルの開発を推進する国際連合「Nemotron Coalition」の設立を発表しました。Mistral AIをはじめとする主要AI研究機関が参画し、データや計算資源を共有します。

CEOのジェンスン・フアン氏は「独自かオープンかではなく、独自もオープンも」と述べ、両方のアプローチの共存が不可欠であるとの見解を示しました。NVIDIAは現在Hugging Faceで最大の組織となり、約4,000人のチームメンバーを擁しています。

連合の最初のプロジェクトとして、Mistral AINVIDIAが基盤モデルを共同開発します。連合メンバーがデータ提供や評価、ドメイン専門知識で貢献し、オープンエコシステムに公開される予定です。Nemotronモデルはすでに4,500万回以上ダウンロードされています。

GTCのパネルではCursor、Perplexity、LangChain、Thinking Machines LabなどのAI業界リーダーが登壇しました。AIエージェントが数時間・数日かかるタスクを処理する「同僚」になるとの見通しや、複数モデルの自動オーケストレーションの重要性が議論されました。

パネリストらは、汎用モデルと専門特化モデルの両立が社会に価値をもたらすと強調しました。オープンな基盤の上に各組織が独自データを組み合わせることで差別化が可能になり、学術界を含む幅広い参加者がAIの進歩に貢献できる環境が整うと述べています。