Vercel、AI Gateway全利用を一元管理するレポートAPIを公開
レポートAPI概要
全プロバイダー横断の統合レポート
モデル・ユーザー・タグ別のコスト分析
BYOK含む全リクエスト対応
Pro・Enterpriseプラン向けベータ提供
導入効果と実装
導入企業が8万ドル削減に成功
サードパーティプロキシの完全置換
タグ付けで機能別原価を可視化
複数SDK・APIから統一エンドポイントに集約
出典:vercel.com
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Vercelは、AI Gatewayの全利用状況を一元的に把握できるCustom Reporting APIのベータ版を、ProおよびEnterpriseプラン向けに公開しました。複数プロバイダーにまたがるコスト・トークン使用量・リクエスト数をプログラムから取得できます。
従来、AI機能の利用データはプロバイダーごとに分散しており、CSVエクスポートやスプレッドシートでの手作業による集計が必要でした。特にBYOK(ユーザー持ち込みAPIキー)環境では、支出の追跡がさらに困難になっていました。
新APIでは、リクエストにユーザーIDやカスタムタグを付与することで、機能別・顧客別・料金プラン別のコストを単一エンドポイントから取得できます。AI SDK、Chat Completions API、Anthropic Messages APIなど主要インターフェースすべてに対応しています。
プライベートベータに参加した20万人以上のユーザーを抱えるAIプラットフォーム企業は、コスト追跡と管理を統合し、サードパーティのプロキシレイヤーを完全に廃止することで8万ドル以上のコスト削減を実現しました。
このAPIにより、AI関連の支出をプロダクション指標として扱うことが可能になります。予算設定、マージン計算、価格改定の意思決定を、実際の単位経済性に基づいて行える環境が整いました。