Mistral AIがパリ近郊DC建設に8.3億ドルの負債調達

資金調達と建設計画

8.3億ドルの負債による資金調達
パリ近郊ブリュイエール=ル=シャテルに建設
2026年第2四半期に稼働予定
Nvidiaチップで運用

欧州インフラ戦略

スウェーデンに14億ドル投資も発表
2027年までに欧州200MWの計算能力配備
累計調達額は31億ドル
政府・企業の自前AI環境需要に対応
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フランスのAIスタートアップMistral AIは、パリ近郊ブリュイエール=ル=シャテルに新たなデータセンターを建設するため、8億3000万ドル(約1240億円)の負債による資金調達を実施しました。データセンターNvidiaチップで稼働する予定です。

CEOのアルチュール・メンシュ氏は2025年2月にデータセンター建設計画を初めて公表し、資金調達の選択肢を検討すると表明していました。同施設は2026年第2四半期に運用開始を目指しており、欧州におけるAIインフラの自律性強化を図ります。

Mistral AIは先月、スウェーデンに14億ドル投資してAIインフラを整備する計画も発表しています。2027年までに欧州全体で200メガワットの計算能力を展開する目標を掲げており、大規模なインフラ拡張を進めています。

メンシュ氏は「欧州でのインフラ拡充は、顧客の支援とAIイノベーションの自律性確保に不可欠だ」と述べ、政府・企業・研究機関が第三者クラウドに依存せず独自のAI環境を構築したいという需要の急増に応えると強調しました。

同社はこれまでにGeneral Catalyst、ASML、a16z、Lightspeed、DST Globalなどの投資家から累計28億ユーロ(約31億ドル)以上を調達しており、欧州発のAI企業として積極的な資金調達と事業拡大を続けています。