SpaceX上場申請、マスク氏にTesla・裁判・IPOが集中
出典:The Verge
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SpaceXは2026年4月1日、米証券取引委員会(SEC)にIPOの秘密申請を提出しました。SEC審査の通常期間を考慮すると、最短で6月にも上場が実現する見通しです。xAIを統合済みのSpaceXにとって、直後に控える裁判の行方がIPO評価に影響を及ぼす可能性があります。
Teslaのロボタクシー事業「Cybercab」では、製造責任者マーク・ラプキー氏を含む幹部3名が相次いで退社しました。プログラムマネージャーやライドヘイリング基盤の構築者も離脱しており、過去2年間の人材流出は深刻な状況です。
Cybercabの自動運転についても懸念が高まっています。2026年2月時点のデータでは、Teslaの自律走行車の事故率は人間ドライバーの約4倍に達しており、Waymoと比較して著しく劣る結果となりました。ステアリングもペダルもない2人乗り設計にも疑問の声が上がっています。
Tesla本体の業績も厳しい状況です。Cybertruckの販売は不振で、車両ラインナップの老朽化が進んでいます。マスク氏の政治活動によるブランド毀損も深刻で、FSD(完全自動運転)にはリコール調査の可能性も浮上しています。一方、エネルギー事業は英国での電力会社参入やインド展開など明るい材料もあります。
4月27日にはMusk対Altmanの陪審裁判が始まります。OpenAIの営利化をめぐる対立が争点ですが、マスク氏側はケタミン使用歴やトランプ政権との関係を証拠から除外するよう求めています。元OpenAI理事でマスク氏の子ども4人の母であるシヴォン・ジリス氏との関係も論点となっており、裁判の行方がSpaceX IPOにも波及しかねない状況です。