米国民、データセンターより倉庫を歓迎

世論調査の結果

データセンター支持は40%にとどまる
反対は32%、EC倉庫の方が歓迎
電気料金上昇への懸念が3分の2
別調査では65%がAIデータセンターに反対

政治・社会への影響

雇用創出効果への期待は限定的
運用開始後の雇用は少数
住民の不満が政治問題に発展
データセンター論争は未決着
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ハーバード大学とMITが実施した最新の世論調査によると、米国民の40%が自分の地域へのデータセンター建設を支持する一方、32%が反対していることが明らかになりました。注目すべきは、EC倉庫の方がデータセンターよりも歓迎されるという結果です。

1,000人を対象とした調査では、回答者の3分の2が新たなデータセンターによる電気料金の上昇を懸念しています。雇用や経済成長への期待がデータセンター賛成派の根拠となっていますが、実際には稼働後の雇用数は限定的であることが指摘されています。

一方、クイニピアック大学が先月実施した別の調査では、より強い反対意見が示されました。1,397人の成人を対象としたこの調査では、65%がAIデータセンターの建設に反対し、支持はわずか24%にとどまりました。

こうした世論の動向は、データセンターをめぐる議論が決着にはほど遠いことを示しています。かつては静かに稼働していたデータセンターですが、AI需要の急増に伴い、住民の不満が政治問題へと発展しつつあります。