AIデータセンターのFirmusが評価額55億ドルに到達
出典:TechCrunch
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シンガポール拠点のAIデータセンター企業Firmusは2026年4月7日、Coatueが主導する5億500万ドルの資金調達ラウンドを完了したと発表しました。ポストマネー評価額は55億ドルに達し、過去6カ月間の累計調達額は13億5000万ドルに上ります。前回ラウンドではNvidiaも投資家として参加していました。
同社はオーストラリアおよびタスマニアにおいて、エネルギー効率の高いAIデータセンターネットワーク「Project Southgate」の構築を進めています。新たなデータセンターにはNvidiaのリファレンス設計が採用されており、Blackwellアーキテクチャの後継となる次世代AIコンピューティング基盤「Vera Rubin」プラットフォームが導入される予定です。
Firmusはもともとビットコインマイニング向けの冷却技術を提供していた企業です。暗号資産関連企業からAIインフラ事業者へと転換を遂げた点は、CoreWeaveやRunPodなど同様の経路をたどる企業群の一つとして注目されています。
Vera Rubinプラットフォームは2026年下半期の出荷が見込まれており、Firmusのデータセンター稼働時期もそれに合わせて進められるとみられます。AI計算需要の急拡大を背景に、アジア太平洋地域におけるAIインフラ投資の活発さを示す事例となっています。