インドEmergent、AIエージェントWingman公開
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インドのスタートアップEmergentが、メッセージングアプリを通じて操作できる自律型AIエージェント「Wingman」を発表しました。同社はバイブコーディングプラットフォームで知られ、技術的背景のないユーザーでも自然言語でフルスタックアプリケーションを構築できるサービスを提供しています。今回のWingman投入により、ソフトウェアの「構築」から「運用」へと事業領域を拡大します。
Wingmanの最大の特徴は、WhatsAppやTelegram、iMessageといった既存のメッセージングプラットフォーム上で動作する点です。ユーザーはチャットを通じてタスクの指示や進捗確認を行い、エージェントはメール、カレンダー、業務ソフトなどに接続してバックグラウンドで処理を実行します。日常的な操作は自律的に行いつつ、重要な判断が必要な場面ではユーザーの承認を求める「信頼境界」の仕組みを導入しています。
共同創業者兼CEOのMukund Jha氏は、メッセージングプラットフォームを採用した理由について「実際の仕事の多くはすでにチャットや音声、メールで行われている」と説明しています。OpenClawやAnthropicのClaudeなど先行するAIエージェントとの差別化として、新たなインターフェースの導入ではなく、既存の通信手段に溶け込む設計を選択しました。
Emergentのバイブコーディングプラットフォームはこれまでに800万人以上のビルダーに利用され、月間アクティブユーザーは150万人を超えています。2025年創業の同社は、SoftBankやKhosla Ventures、Lightspeed Venture Partnersから7000万ドルを調達し、評価額は3億ドルに達しています。Wingmanは限定的な無料トライアルで提供を開始し、その後は有料に移行する予定です。