GitHub Copilot、6月から従量課金制に移行
出典:Ars Technica
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GitHubは、AIコーディング支援サービス「GitHub Copilot」の料金体系を2026年6月1日から従量課金制に移行すると発表しました。現行の月額定額プランでは、簡単なチャット質問と数時間に及ぶ自律コーディングセッションが同じコストで処理されており、急増するAI推論コストを吸収し続けることが困難になったことが背景にあります。
新しい料金体系では、月額サブスクリプションの支払い額に相当する「AIクレジット」が毎月付与されます。クレジットを超過した分については、入力・出力・キャッシュトークンの消費量に基づき、各モデルの公開API単価で課金される仕組みです。利用するモデルの種類によって単価は大きく異なり、たとえばOpenAIのGPTモデルでは100万出力トークンあたり4.50ドルから30ドルまでの幅があります。
ただし、すべての機能が有料化されるわけではありません。コード補完やNext Edit(次の編集提案)といったシンプルなAI機能は、引き続きAIクレジットを消費せずに利用できます。一方で、Copilotによるコードレビュー機能を利用する場合は、GitHub Actionsの実行時間が追加コストとして発生します。
今回の変更は、Microsoft傘下のGitHubが「価格と実際の利用量をより適切に一致させる」ことを目的としたものです。AI需要の急拡大に伴い、限られた計算リソースのコストをユーザーの利用実態に即して配分する方針への転換といえます。開発者にとっては、利用パターンによってコストが増減するため、どのモデルをどの場面で使うかという選択がこれまで以上に重要になりそうです。