IT障害の放置がシャドーIT拡大と生産性低下を招く

見えない生産性損失

月1.3日分の労働時間が消失
障害の大半が報告されず放置
接続障害が最大の生産性阻害要因
従業員の離職・バーンアウトにも波及

シャドーITと対策

私用端末・未承認ツールの常態化
リアルタイム監視で予防的IT運用へ転換
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TeamViewerが9カ国4,200人の管理職・従業員を対象に実施した調査で、企業のIT障害の大半がヘルプデスクに報告されず放置されている実態が明らかになりました。アプリの遅延やログイン失敗、接続の不安定さといった日常的な不具合を従業員が自力で回避しており、組織は自社テクノロジーの実態を正確に把握できていません。

この「デジタルフリクション」による生産性損失は深刻で、従業員は月平均1.3日分の労働時間を失っています。プロジェクトの遅延や売上損失にとどまらず、従業員のモチベーション低下やバーンアウトを引き起こし、離職率の上昇にもつながっています。新規採用者のオンボーディングには8週間以上を要するケースもあり、影響は連鎖的に拡大します。

報告しても迅速に解決されないと感じた従業員は、私用デバイスや未承認アプリケーションを代替手段として使い始めます。これがシャドーITの温床となり、セキュリティ脆弱性データ漏洩リスクコンプライアンス違反といった見えないリスクを組織にもたらしています。

調査を実施したTeamViewerは、従来のチケット件数や平均解決時間だけでは実態を捉えられないと指摘しています。デバイス・アプリケーション・ネットワークを横断したリアルタイム監視と、AIを活用した予防的な障害検知・自動修復への移行が、生産性と人材定着率を高める鍵になると提言しています。