Microsoft、Claude Code廃止しCopilot CLIへ一本化

ライセンス撤回の経緯

6月末でClaude Code利用終了
Copilot CLIへの集約が目的
会計年度末のコスト削減も背景

社内の反発と課題

開発者の間でClaude Code人気が優勢
エンジニアの活用も浸透済み
機能差の解消が急務

Anthropicとの関係

Foundry経由のモデル提供は継続
365 Copilotでの活用にも影響なし
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Microsoftが社内開発者向けに提供してきたAnthropicのAIコーディングツール「Claude Code」のライセンスを撤回し、自社の「GitHub Copilot CLI」へ一本化する方針を打ち出しました。Experiences + Devices部門では2026年6月末までにClaude Codeの利用を終了するよう通達されています。エージェント型コマンドラインツールの集約が表向きの理由ですが、会計年度末のコスト削減という財務面の狙いもあるとされています。

Claude Codeは2025年12月から社内展開が始まり、デザイナーやプロジェクトマネージャーなどエンジニアにもコーディング体験を広げる取り組みの一環でした。過去6カ月で社内開発者の間ではCopilot CLIよりもClaude Codeが好まれる傾向が顕著になっており、今回の方針転換はスムーズにいかない可能性があります。GitHubチームにはCopilot CLIの改善が強く求められています。

Rajesh Jha上級副社長は社内メモで、Claude Codeが学習フェーズとして重要だったと認めつつ、Copilot CLIはMicrosoftのリポジトリやセキュリティ要件に合わせて直接改善できる強みがあると強調しました。GitHubチームはすでにMicrosoftからのフィードバックに基づく改善を出荷しており、エンジニアにはバグ報告やフィードバックの提出が推奨されています。

一方、今回の決定がAnthropicとの提携全体に波及するわけではありません。Microsoft Foundry経由でのClaude Sonnet 4.5やClaude Opus 4.1の提供は継続され、Microsoft 365 Copilot内でのAnthropicモデル活用にも変更はないとされています。自社製品の競争力強化と外部パートナーシップの維持を両立させる動きといえます。