GitHub Copilot従量課金移行で利用者反発

クレジット制の中身

1クレジット=0.01ドル換算
Proは月1500クレジット付与
Maxは月2万クレジット付与

利用者の反発

数時間で月枠を大量消費
1日未満で枠切れ報告
ChatGPTへの乗り換え示唆
詳細を読む

GitHubは6月1日、AI開発支援サービス「Copilot」の料金体系を、従来のリクエスト数ベースから実利用量に応じた従量課金へ正式に移行しました。新制度が発効した当日から、多くの利用者がSNSやフォーラムで、普段通りの使い方では月間枠をあっという間に使い切ってしまうと驚きの声を上げています。

新制度では、有料プランごとに毎月一定数のAI「クレジット」が付与され、1クレジットが0.01ドル相当の利用に対応します。月額10ドルのProプランは1500クレジット(15ドル分)、39ドルのPro+は7000クレジット(70ドル分)、100ドルのCopilot Maxは2万クレジット(200ドル分)が含まれます。

利用者の不満の中心は、想定以上に速く枠を消費してしまう点にあります。一部の利用者はわずか数時間の利用で月間上限の大部分を使い、1日も経たずに月の割当を使い切ったとの報告もSNS上で相次いでいます。

GitHubは従来制度について、「短いチャット質問と数時間に及ぶ自律的コーディングが同じ料金になってしまう」構造で、増大する推論コストの多くをCopilot側が吸収せざるを得なかったと説明します。実際、過去の利用量を新料金で試算すると月数千ドル規模の請求になるとの推計を共有する利用者もいます。

コスト構造の透明化を狙った今回の変更ですが、ヘビーユーザーにとっては実質的な値上げと受け止められ、競合サービスへの乗り換えをほのめかす声も出ています。AI開発ツールの料金モデルが、提供側のコスト負担と利用者の納得感をどう両立させるかが問われる事例といえます。