Lovable、年間売上5億ドル突破で急成長続く
出典:TechCrunch
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欧州発のバイブコーディングスタートアップLovableが、年間売上ランレート(ARR)で5億ドル(約750億円)を突破したことをTechCrunchに明らかにしました。2026年2月に4億ドルを超えたばかりで、わずか数カ月でさらに1億ドルを上積みした形です。2023年末の創業からまだ3年に満たない同社の成長速度は、AI業界でも際立っています。
利用規模も急拡大しています。累計で5000万件以上のプロジェクトが作成され、直近では毎週100万件の新規プロジェクトが立ち上がっているといいます。同社のブログで公開された利用者調査によると、ユーザーの大半はプログラミング経験のない非技術者で、起業家やデザイナー、営業担当者が中心です。
彼らが作っているのは、ウェブサイトやECストアだけでなく、CRMや在庫管理、人事システムといった業務用の内部ツールです。従来であれば高額なSaaS契約を結んで導入するようなソフトウェアを、AIの力で自前で構築する動きが広がっています。これはいわゆる「SaaSpocalypse」(SaaS崩壊)と呼ばれる潮流を裏付けるデータともいえます。
ただし、記事はバイブコーディングの本質的な課題も指摘しています。ソフトウェアは依存関係やサードパーティサービス、インフラの絶え間ない更新の上に成り立っており、構築よりも保守のほうがはるかに難しいという現実があります。多くの企業がソフトウェアを自作せず購入するのは、運用の責任を外部に委ねたいからです。Lovableをはじめとするバイブコーディングプラットフォームが成熟するにつれ、放棄されたプロジェクトの割合がどの程度になるかが、この新しい開発手法の真価を測る指標になると記事は結んでいます。