Hermes開発のNous、15億ドル評価で資金調達
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オープンソースのAIエージェント「Hermes」を開発する米新興企業Nous Researchが、15億ドル(約2250億円)の企業評価額で新たな資金調達を進めていることが、2026年7月13日に明らかになりました。事情を知る関係者3人によると、同社はRobot Venturesが主導しUSVなど著名投資家が参加するラウンドで、最低7500万ドルを調達する見通しです。投資家からの関心は非常に高かったとされています。
Nous Researchは2023年にJeffrey Quesnelle氏らによって設立されました。今回のラウンド前までに、ParadigmやRobot Ventures、著名投資家Balaji Srinivasan氏などから総額7000万ドルを調達済みです。今回の調達が実現すれば、企業価値は一気に切り上がることになります。
看板製品のHermesは、PC上でローカルに動作し、ユーザーに代わってタスクを実行するAIエージェントです。先行して話題を集めた「OpenClaw」の対抗馬として投入され、Web検索やコーディング、画像認識といった「スキル」を標準搭載する点が特徴です。利用状況から自動的に学習し、人手を介さず新たなスキルを構築する設計になっています。
HermesはTelegramやDiscordといったアプリ経由でエージェントと対話でき、24時間遠隔で自律的に動かせる点が支持を集めています。オープンソースとして公開され、GitHubでは約21万4000のスター、4万近いフォークを獲得しました。自前の環境構築が不要なクラウド版も、月20〜200ドルの有料プランで提供されています。
関係者によれば、今回の資金はHermesの製品群拡充とビジネスモデルの強化に充てられる見通しです。急拡大するAIエージェント市場で、オープンソース戦略を武器にどこまで存在感を高められるかが今後の焦点となります。