NVIDIA、かばんに入る小型JetsonでどこでもAI開発

かばんに収まる高性能

67 TOPSの小型モジュール
手のひらサイズで持ち運び自在

初心者向け開発キット

Orin Nano Superで入門
コンピュータビジョンを学習

実機で広がる用途

自動運転の小型EV実装
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NVIDIAは7月28日、エッジAIとロボット開発向けの小型演算基盤「Jetson」を訴求する連載を公式ブログで始めました。AI特化VC「Conviction」創業者でポッドキャスト「No Priors」共同司会のSarah Guo氏が、手提げバッグに収まるJetsonを紹介する動画を通じ、性能と携帯性の両立を示しました。教室や研究室などどこでも本格的なAIやロボットを構築できる点を前面に打ち出しています。

連載の第1弾は、初めてAIロボットを作る開発者に向けた「Jetson Orin Nano Super」です。デスクトップ級の生成AIをバッグに入るサイズの開発キットで実現し、67 TOPSのAI性能を備えます。コンピュータビジョンの学習やAIエージェントの構築、エッジAIの試作など、初心者が実践的に取り組める道筋を用意しました。

開発者の着手を後押しするため、NVIDIAは「Jetson Device Skills」と「Jetson BSP Skills」も公開しました。これらはコーディングAIエージェントを活用し、現場のAIを作成・最適化・展開する作業を容易にします。学生や研究者が実機のエッジAIをより手軽に扱えるようになります。

実際の活用例も豊富です。玩具サイズの電気自動車を自律走行させる「SidewalkPilot」や、クラウドやAPIを使わず完全にオンデバイスで動く音声・映像アシスタント「Reachy Mini」などを紹介しています。オープンウェイトモデル「Mistral」を使い、初学者がゼロからロボットを組み上げる事例もあります。

NVIDIAは3部構成のライブ配信シリーズも案内し、生成AIの実行やロボットアーム制御、視覚言語モデルの応用などを学べる場を設けます。今回の連載は上位機種へと続き、翌日には産業用途向けの「Jetson AGX Orin」を取り上げる予定です。エッジでの物理AI開発を、より身近にする狙いがうかがえます。