ChatGPT後のウェブページ35%がAI執筆、Pew調査

CloudflareChatGPTインフラ

調査の概要

ChatGPT後は35%がAI執筆
全ページ平均は10%に留まる
約50万ページを収集・分析

ドメイン別の差

.comは.eduの10倍高率
.orgは4.6%がAI執筆
.edu・.govは約1%と低水準

手法の限界

誤判定の可能性も指摘
emダッシュ等の特徴増加
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米調査機関Pew Researchは8月20日、ChatGPT公開後に作られたウェブページの35%にAI執筆の兆候が見られると発表しました。「Common Crawl」から英語ページ約50万件を集め、AI検出技術「Open Pangram」で分析しました。無作為抽出では兆候は約10%にとどまり、近年のページほどAI関与が濃いとうかがえます。

ドメイン別に見ると、.comサイトは.eduや.govに比べて約10倍の割合でAI執筆の兆候が確認されました。.eduや.govはいずれも約1%にとどまる一方、.orgは4.6%とやや高めでした。教育・政府機関のサイトは編集体制が厳格なため、AI執筆の比率が低く抑えられているとみられます。

この結果は、インフラ大手Cloudflareが先に報告した「ボットのアクセス数が人間を上回った」という調査とも符合します。ネットを巡回するのがボットなら、読まれるページの多くもボットが書いたものという構図が浮かび上がります。Pewはこの傾向を、ウェブ全体の情報の質を考える材料だとしています。

Pewは検出ツールの精度にも留保を示し、PangramのようなAI判定ツールは人間の文章を誤検知する場合があると指摘しました。それでも大規模データでは傾向は概ね正確だとしています。emダッシュやオックスフォードカンマなど、AI文章に特有とされる表現も年々増えていることが確認されました。