チャットボット利用者の7%、AI創作を実践
AI創作の実態
利用者の7%が創作
少数の熱心層が反復
公開対話の3分の1超
魅力と用途
即時で尽きない物語
読者が展開を主導
個人嗜好への細密対応
出版への示唆
長編の一貫性に課題
人間作品との二層化
出典:WIRED
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ワシントン大学の研究者らは2026年、公開データセットWildChatに収録された50万件超のChatGPTプロンプトを分析し、利用者の7%が何らかのフィクション生成に取り組むと推計しました。即座に反復でき、読者自身が展開を決められる点が魅力となり、出版業界に新たな読者需要がある可能性を示唆しています。
研究では、創作関連の対話が全体の3分の1超を占めました。ただし大半は、同じ物語を何度も生成・修正する少数の熱心な利用者によるものです。重複利用の影響を調整しても、利用者ベースで7%が創作に関わるとの推計です。
利用者が評価するのは、物語を素早く繰り返し直せること、自分で展開を指示できること、モデルが評価を下さずほぼ尽きずに応答することです。ファンフィクションや詩、ロールプレーなど、個人の細かな嗜好に合わせた用途が広がっています。
数字の解釈には注意が必要です。WildChatはプロンプト公開に同意した人のデータで、全利用者を代表せず、OpenAIと全米経済研究所の2025年調査では創作関連は1.4%でした。後者にはロールプレーが含まれないなど、分類方法も異なります。
現行モデルは華麗な文章や複雑な人物造形、長編での一貫性が弱いとされます。それでも性能が向上すれば、大量のAI生成作品と、形式や曖昧さを追究する少数の人間作品に市場が分かれる可能性があります。読者にとって創作AIは、本の代替だけでなく読書への入口にもなり得ます。