Mozilla、クローズドAIの先行は4.4カ月

性能と価格

先行幅4.4カ月
性能差は3ポイント
利用料は競合の30%

導入の判断

通常業務は公開型優先
高度業務は独自型

運用条件

自社実行できる重み
支援と法令対応の差
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Mozillaは2026年9月15日公開の「State of Open Source AI」で、米国企業のクローズド型最先端AIが中国企業の有力オープンウェイト型に対して持つ性能上の先行幅は4.4カ月まで縮小したと報告しました。性能差が縮み費用差が残るため、組織の大半の業務ではオープンウェイト型を標準とし、高価なクローズド型は必要な業務に絞るべきだと提言しています。

Artificial Analysis Intelligence Indexでは、Moonshot AIのKimi K3が、AnthropicのFable 5に総合性能で3ポイント差まで迫りました。Kimi K3の利用料はFable 5の30%であり、報告書は通常業務での費用対効果を重視しています。

Mozillaの最高技術責任者は、クローズド型が追加費用に見合う領域として、専門家による高度業務、高負荷な情報検索、長い文脈の処理を挙げました。判断単位は会社全体ではなく、個々の業務負荷だと説明しています。

オープンウェイト型は主要なモデル部品をダウンロードし、自社のコンピューターで実行できます。ただし開発元が訓練データ、データ処理工程、訓練コードを公開しない場合が多く、モデル開発の全工程を検証できる完全なオープンソースとは限りません。

クローズド型は価格が高い一方、導入直後から使いやすく、法令順守の仕組み、支援、責任の所在が一体で提供されます。オープンウェイト型を適切に運用する人材が不足する組織もあるため、モデル単価だけでなく運用体制を含めた選択が必要です。