Ringg、顧客問い合わせの最大65%を自動解決

成果と経済性

月700万件超の通話対応
最大65%の問い合わせ解決
一部モデル費を約90%削減

安定運用の仕組み

用途別のモデル選択
8万トークン前後で要約
障害時の自動経路切替

導入企業の効果

Practoの運用費70%減
Growwの照会72%自動化
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AI顧客対応基盤を手がけるRinggは2026年9月23日、OpenAIのモデルを使った実績を公表しました。インドの大手消費者向け企業などで月700万件超の接続通話を処理し、定型的な問い合わせの最大65%を人手なしで解決しています。適切なリアルタイム処理をGPT-4.1からGPT-5.6 Lunaへ移した結果、必要な品質と応答速度を保ちながら、対象業務のモデル費を約90%削減しました。

Ringgのエージェント音声、チャット、WhatsApp、ウェブに対応します。顧客の依頼を解釈してCRMや決済、予約、社内APIなどの道具を使い、必要なら会話の要約を添えて担当者へ引き継ぎます。

同社は処理内容に応じてモデルを選び、GPT-4.1を多くのリアルタイム対話、GPT-5.6 Terraを通話後の要約と感情分類、GPT-5.6 Solを評価や指示文の改善に利用しています。会話が約8万トークンに近づくと構造化要約を作り、重要な文脈を保ったまま対話を続けます。導入前の模擬試験に加え、本番では遅延と接続先の稼働状況を監視し、問題時に通信経路を切り替えます。

OpenAIが公開した顧客事例によると、保険サービスのPolicybazaarでは5万7000件超の依頼をつなぎ、通話の67%を人手なしで処理しました。医療サービスのPractoでは初回通話での解決率が85%に達し、応答は3秒未満、従来の人手中心の運用に比べ費用は70%減りました。予約完了は1日1000件を超えています。

投資サービスのGrowwでは、新規株式公開や先物・オプションに関する問い合わせの72%をセルフサービスで解決し、平均処理時間は2分でした。Ringgは今後、本人確認や保険請求などを進めるブラウザー操作型エージェントと、音声からWhatsApp、ウェブへ移っても情報を保つ仕組みを開発しています。企業が自動化を評価する際は、通話量だけでなく完了した業務と運用費を比べる材料になります。