Destroが800万ドル調達、人とロボットを統合
出典:TechCrunch
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物流向けAI企業Destroは9月29日、ステルス状態を脱し、800万ドルのシード資金を調達したと発表しました。同社はロボット本体を造らず、既存ロボットと作業員、荷物、トラックを一体で指揮するAI基盤を提供し、物流現場の複雑な作業全体を自動化します。顧客の業務課題を起点に、異なる機器をまとめる手法です。
最初の実証先は物流大手Yusen Logisticsのアメリカ北西部にある施設です。作業員がトラックから荷物を台車へ降ろすと、DestroのVisionが3台の運搬ロボットを動かし、Mothershipが人、台車、トラックへの指示を統合します。
Yusenが検討した他社製品は、台車の地点間移動だけに対応するか、全体の調整を人に委ねていました。Destroは積み降ろしを含む工程全体の自律指揮に対応し、紙中心だった作業を体系化した点で採用されました。
実証は3台から26台の本格導入へ拡大し、南カリフォルニアの施設でも17台を使う新たな実証が始まります。Destroは、この荷物積み替えの仕組みを同種の作業を持つ数千の倉庫へ横展開する計画です。
資金調達はBase10 PartnersとBonfire Venturesが共同で主導し、CoFound Partnersも参加しました。一方、汎用ロボットや公開モデルは器用な操作を要する作業で実績が乏しく、高性能な手や基盤モデルを開発する企業が技術を外部提供するかも課題です。