投資家オリアリーのAIデータセンター、住民反発で停滞
出典:The Verge
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2026年10月1日、The Vergeは、投資家ケビン・オリアリー氏がユタ州で進めたAIデータセンター「Stratos」が、地元住民の反対運動と住民投票を巡る訴訟で手続きを一時停止していると報じました。4万エーカー、最大9ギガワットの巨大計画でしたが、情報公開の遅れや水・環境への懸念が党派を超えた反発を招きました。
Stratosは世界最大のデータセンターを掲げ、想定電力はユタ州全体の平均使用量の2倍超でした。干ばつが続き、縮小するグレートソルト湖に近いため、住民は水利用や大規模なガス発電設備による環境負荷を懸念しました。
計画は軍事施設開発局MIDAを通じて進み、同局は事業区域で自治体に代わる強い土地利用権限を持ちます。MIDAは承認しましたが、必要な郡の同意は未取得で、郡当局への通知も遅れたため、住民の多くは4月下旬まで計画を知りませんでした。
反対運動には保守系団体とグレートソルト湖の水資源保護活動家などが加わりました。環境負荷、税優遇、監視への不安、雇用効果への疑念に加え、意思決定から外されたことが住民を結び付けました。
反発の中で地元委員2人が議席を失い、MIDA議長を務めた州上院議長も予備選で敗れました。活動家による郡同意の撤回を求める住民投票請求は郡に退けられ、現在は訴訟中であり、計画自体は消滅していません。
オリアリー氏が反対者を中国の工作員と結び付けた発言は反発を強め、本人とFox Newsは謝罪しました。氏は計画の前面から退き、事業は今後も議員、規制当局、住民組織による厳しい審査に直面します。