MicrosoftとNVIDIA、AIエージェントPCを始動

RTX Spark端末

Surfaceは10月16日発売
Dev Boxは11月出荷

Windowsの実行基盤

MXCの一般提供
Copilotのファイル操作

開発環境と展開

最大128GB統合メモリ
CUDA資産の継続利用
詳細を読む

MicrosoftとNVIDIAは2026年10月7日、サンフランシスコで開いたWindows AI・Surfaceイベントで、AIエージェントをローカル実行できるRTX Spark搭載PCと、エージェント向けに刷新したWindows 11を発表しました。Surface Laptop Ultraは10月16日発売、開発者向けSurface RTX Spark Dev Boxは11月出荷予定です。

Surface Laptop Ultraは2,599ドルからで、最大128GBの統合メモリと最大1ペタフロップのAI性能を備えます。5,999ドルのDev Boxは1200億超のパラメーターを持つモデルのローカル実行を想定し、AIモデルの検証やエージェント開発、AIコーディングを支えます。

Windowsでは、エージェントをOSの管理下で安全かつ継続的に動かすMicrosoft Execution Containersを一般提供します。Copilotの「Hybrid Intelligence」はローカルとクラウドのモデルを組み合わせ、PC内のファイル検索、改名、圧縮、メール下書きなどを実行し、今後数カ月で提供予定です。

RTX SparkはBlackwell世代のGPUとGrace CPUを組み合わせ、CUDAのモデルやツール、作業手順を大幅に書き換えずに持ち込めます。Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo、Microsoft、MSI、Gigabyteが、ノートPCから常時稼働向け小型デスクトップまで展開します。

Microsoftはさらに、企業向けのDGX Station for Windowsも予告しました。最大748GBのコヒーレントメモリと20ペタフロップのFP4演算性能により、最大1兆パラメーター規模のモデルをWindows環境でローカル実行する構想です。企業は機密データを端末内に保つ選択肢と、既存のWindows業務環境を生かせるかを導入判断の軸にできます。