MiniMax新モデル、低コストと誤答リスク併存
出典:VentureBeat
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中国のAI企業MiniMaxは2026年10月19日、企業の業務自動化やソフト開発、パソコン操作向けの新モデル「M3.1 Flash」を公開しました。第三者評価では前世代より性能を高めながら1タスク当たりの費用を約57%減らしましたが、誤答時に不確実性を認めにくい傾向も判明し、低価格と信頼性の両面を見極める必要があります。
Artificial Analysisの知能指数は42で、前世代M3の29から13ポイント上昇しました。評価1件の平均費用は約0.51ドルから0.22ドルへ下がり、同等水準のGLM-5.3 Flashの0.28ドルやGemini 3.8 Flashの1.24ドルを下回りました。
複雑な推論でも改善し、Humanity's Last Examは39%から48%、物理推論のCritPtは4%から22%に上昇しました。MiniMaxの公表値では業務自動化ベンチマークが62.2、金融の多段階業務が76.2、コーディング評価が73.7%で、高価格帯モデルに迫る結果です。
一方、事実知識のAA-Omniscienceでは56%を正答したものの、不正解となった回答のうち明確な誤答が占める幻覚率は93%でした。これは全回答の93%が誤りという意味ではなく、正解できない場面で回答を控えず、誤った内容を出す傾向の強さを示します。
API料金は入力100万トークン当たり0.15ドル、出力は0.60ドルで、最大100万トークンの文脈に対応します。大量処理には有力な選択肢ですが、金融文書や顧客調査など正確性が重要な業務では、検索連携やガードレール、人による確認を組み込むことが欠かせません。