IBM、Granite Switchに音声AI追加

4.1.1の追加機能

10言語対応の音声認識
句読点と大文字表記に対応
Decisionアダプターを改善

ソフト型の更新方式

4.1と完全な後方互換性
基盤モデルの再計算なし
必要なアダプターを組み合わせ
詳細を読む

IBMは2026年10月29日、モジュール型言語モデル「Granite Switch 4.1.1」を公開しました。前版4.1と完全な後方互換性を保つパッチ更新で、10言語の音声認識モデルとDecisionアダプターを改良し、基盤モデルを再計算せず追加機能を配信します。ソフトウェアのようにアダプターを選んで更新でき、運用中のモデルへの機能追加を効率化する狙いです。

新しい音声認識モデルは10言語の音声をテキスト化し、句読点と大文字表記も付与します。後続のモデルに渡す前に書式を整える工程を減らせる設計です。

DecisionアダプターはJev Decision Indexのテストセットで全体的な性能を改善したとIBMは説明しています。今回の更新では新しい音声認識モデルとアダプターを学習した一方、基盤モデル自体は変更していません。

Granite Switchは、専門知識を持つアダプターをキャッシュ効率よく組み合わせ、単一のエンドポイント上で使う構成です。利用者は必要なアダプターを選んで配備でき、モデル全体の再学習や移行を避けながら更新できます。

IBMは今後、アダプターSDKやチュートリアルを用意し、開発者や外部提供者が独自のアダプターを作成・検証・配信できるようにする計画です。モデルを一括更新するのではなく、機能単位で改良を届ける運用が広がるかが焦点です。