GoogleのAIメンター、著名教授と組み日本上陸

プロダクティビティRAG/ナレッジマルチモーダル

AIメンターが世界へ

新パートナーにスコット・ギャロウェイ氏
日本含む5カ国で提供開始
著名人の知識にAIでアクセス
意思決定のメンターとして機能

最新AI技術を搭載

最新モデルGemini 2.5 Flash活用
1,200以上の著作を学習
本人の声で対話・助言
没入感のある対話体験を実現
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Googleは2025年10月1日、同社の実験的プロジェクト「Google Labs」のAI対話サービス「Portraits」をアップデートし、日本を含む5カ国で提供を開始したと発表しました。新たなパートナーとしてニューヨーク大学経営大学院のスコット・ギャロウェイ教授を迎え、最新AIモデル「Gemini 2.5 Flash」を活用。ユーザーの意思決定を支援するメンターとして、同氏の知見を世界中の利用者に届けます。

新たに追加されたスコット・ギャロウェイ氏は、著名な経営学者であり、作家、人気ポッドキャストのホストとしても知られています。彼の「Portrait」は、キャリアやビジネスの岐路に立つユーザーのための意思決定メンターとして設計されており、彼の人気コンテンツ「オフィスアワー」をAIで再現します。

このAIの頭脳には、Googleの最新軽量モデル「Gemini 2.5 Flash」が搭載されています。ギャロウェイ氏の書籍、ポッドキャスト、ブログ、YouTube動画など1,200を超える膨大な著作を学習済み。これにより、彼の思想や知識に基づいた、包括的で深いアドバイスの提供が可能になりました。

最大の特徴は、ギャロウェイ氏本人の声で対話できる点です。これにより、ユーザーはまるで直接彼に相談しているかのような、没入感の高いインタラクティブな体験を得られます。AIは単なる情報検索ツールではなく、よりパーソナルな知識パートナーへと進化していると言えるでしょう。

今回の国際展開は、インド、日本、ドイツ、ブラジル、英国が対象です。Googleは、「人々が尊敬する人物の知識を、AIを通じてよりアクセスしやすくする」という取り組みを強化しており、今回のアップデートはそのコミットメントを明確に示すものです。今後、どのような人物がパートナーとして加わるのか、その展開に注目が集まります。