Google Play、ラテン米インディーゲーム10社に総額200万ドル支援

市場動向Google/DeepMind

株式不介入型ファンド

対象:ラテンアメリカのインディーゲームスタジオ10社
総投資額:今回200万ドルを追加投資
累計投資額:800万ドルに到達(4年間で)
資金形態:株式不介入型(Equity-free funding)

スタジオ支援と多様性

資金規模:1社あたり15万〜20万ドルを提供
付加価値:Google Playからのハンズオンサポート
支援国:ブラジル、メキシコ、アルゼンチンなど5カ国
ジャンル:カジュアルから戦略まで多様なゲームを支援
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Google Playは、ラテンアメリカのインディーゲームスタジオ10社に対し、総額200万ドルの資金提供を発表しました。これは4年間続く「Indie Games Fund」の一環であり、現地のゲーム産業の成長を加速させる狙いがあります。資金援助とハンズオンサポートを通じて、地域の多様な才能をグローバル市場へ押し上げることが目的です。

今回の投資により、同ファンドの累計投資額は800万ドルに達しました。提供される資金は一社あたり15万ドルから20万ドルです。特筆すべきは、資金が株式不介入型(Equity-free)である点です。スタジオは経営権を維持したまま資金を得られるため、より自由かつ大胆な開発が可能となります。

支援対象となったのは、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、チリ、コロンビアなど5カ国にわたる開発者です。この選定は、ラテンアメリカ地域に存在する豊かな多様性を反映しています。カジュアルゲームから複雑な戦略ゲームまで、幅広いジャンルの作品が選出されました。

この支援は単なる資金提供にとどまりません。Google Playの専門家による実務的な支援(ハンズオンサポート)も組み込まれています。これは、ゲームの品質向上だけでなく、市場開拓、ユーザー獲得戦略、技術的最適化など、スタジオがグローバル企業として成長するための経営課題解決に不可欠な要素です。