Googleマップを最強ツールにする8つの設定術
計画と整理を効率化
移動体験をパーソナライズ
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米Googleは、同社の地図アプリ「Googleマップ」をユーザーのニーズに合わせて最適化する8つのカスタマイズ機能を公開しました。これらの新機能は、日々の移動から旅行計画まで、あらゆる場面で生産性を高めることを目的としています。絵文字を使ったリスト管理や、スクリーンショットからの旅程自動作成など、より直感的でパーソナライズされた地図体験を提供します。
特に注目すべきは、計画の効率化機能です。保存した場所に絵文字アイコンを設定できるようになり、例えば「🍔」でハンバーガー店リスト、「⛰️」で登山予定地リストなど、視覚的に場所を素早く識別できます。さらに、SNSやブログで見つけた場所のスクリーンショットを読み込ませるだけで、自動的にリスト化する機能も搭載。手入力の手間を省き、旅の計画を大幅に加速させます。
日々の通勤や移動のストレスを軽減する機能も強化されました。自宅と勤務先を登録しておけば、ホーム画面でリアルタイムの到着予測時間(ETA)を常に確認できます。また、予定に遅れないよう、目的地への「到着希望時刻」を設定する機能も便利です。これを設定すると、Googleマップが逆算して最適な出発時刻を通知してくれます。
ルート検索そのものも、より個人の好みに合わせられるようになります。有料道路や高速道路、フェリーを使わないルート設定はもちろん、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド、EVといった車種に応じた燃費の良いルートも提案。ナビゲーション設定から、自分の運転スタイルに最適な条件をあらかじめ指定しておくことが可能です。
さらに、遊び心のあるカスタマイズも加わりました。ナビゲーション中に表示される青い矢印を、レースカーやピックアップトラックなど、好きな車のアイコン(Navatar)に変更できます。使い慣れた場所へ向かう際には、ロック画面に次の角を曲がるなどの簡単な指示のみを表示する「一目でわかるルート案内」機能も、運転中の視線移動を最小限に抑え、安全運転に貢献するでしょう。