Google、AI新興53社を選抜、Geminiで育成

市場動向導入事例Google/DeepMind

初のGemini特化フォーラム

Googleが初のAI特化プログラムを開催
AIモデルGeminiの活用が参加条件
世界約1000社の応募から53社を厳選
Google本社で専門家が直接指導

参加企業への強力な支援

ヘルスケアや金融など多彩な業種が集結
米国、インド、欧州など世界各国から参加
製品のグローバル展開を加速
最大35万ドルのクラウドクレジット提供
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Googleは2025年10月14日、AIモデル「Gemini」を活用するスタートアップを支援する新プログラム「Gemini Founders Forum」の第一期生として53社を選出したと発表しました。11月11日から2日間、カリフォルニア州マウンテンビューの本社で開催されるサミットを通じ、新世代の起業家の成長を加速させるのが狙いです。

このフォーラムには世界中から約1000社の応募が殺到し、その中から革新的な53社が厳選されました。参加企業はGoogle DeepMindやGoogle Cloudの専門家と協業し、技術的な課題の克服や製品戦略の洗練、グローバルな事業展開に向けた集中的な支援を受けます。

選出された企業は、ヘルスケア、金融、気候変動対策、サイバーセキュリティなど多岐にわたる分野で事業を展開しています。米国やインド、欧州、南米など世界各国から多様な才能が集結しており、Geminiの応用範囲の広さと、様々な社会課題解決への可能性を示唆しています。

このプログラムは、Googleが提供する「Google for Startups Gemini Kit」を基盤としています。フォーラム参加者に限らず、適格なスタートアップは最大35万ドルのクラウドクレジットや、AI開発を効率化する「Google AI Studio」などのツールを利用でき、幅広い支援体制が整えられています。