Google支援企業が312億ドル調達、10万超の雇用創出

世界規模の圧倒的インパクト

87カ国で1,700社以上を支援
累計調達額は312億ドルに到達
世界中で10万9千人の雇用創出

地域別の成長と支援内容

中南米で9社のユニコーンが誕生
アジア勢が124億ドルを調達
AIとクラウドの技術実装を支援
創業者に嬉しい出資不要の支援
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Googleは19日、スタートアップ支援プログラムの成果をまとめた「2025 Accelerator Impact Report」を発表しました。2016年の開始以来、世界87カ国で1,700社以上を支援し、卒業企業の累計調達額は312億ドルに達しています。

本プログラムによる経済効果は顕著で、これまでに10万9,000人以上の雇用を創出しました。東南アジアでのエネルギー廃棄削減や、アフリカでのヘルスケア基盤構築など、地域課題を解決しながらグローバルに展開する企業を多数輩出しています。

地域別では、アジアの卒業企業が最大の124億ドルを調達し、急速な成長を見せています。またラテンアメリカでは9社のユニコーン企業が誕生し、インドではフィンテックやアグリテック分野で257社が2万5,900人の雇用を生み出しました。

支援の特徴は、Google専門家によるメンターシップに加え、AIやクラウドを用いた技術的な深掘り支援を提供する点です。株式の譲渡を求めない「エクイティフリー」の形式をとるため、創業者は自社の成長戦略に専念できるのが大きな利点です。