Google、学生とAIで地域課題解決 コロラドでハッカソン
出典:Google公式
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Googleは11月5日、米国コロラド州ボルダーで初の「インパクト・ハッカソン」を開催しました。地元の学生や州政府と連携し、AIを活用して地域のエネルギー問題解決に取り組む、産官学連携の新たなモデルケースです。
特筆すべきは、参加した全10チームが生成AI「Gemini」などを実務レベルで活用した点です。ロゴ作成やスライド設計に加え、AIを壁打ち相手にアイデアを磨き上げ、短期間で質の高い解決策を導き出しました。
課題は州エネルギー局から提供され、EVインフラ整備や気候変動対策の人材不足などがテーマとなりました。最優秀賞には、個人のEV充電器を公共ネットワーク化するアイデアが選ばれ、高い評価を得ています。
ジャレッド・ポリス州知事も登壇し、テクノロジーによるインフラ革新の重要性を強調しました。次世代のリーダーたちが最新技術を用いて社会課題に挑むこの取り組みは、地域イノベーションの創出に大きく貢献しています。