Google、AI教育へ500万ドル拠出と新学習ゲーム発表
出典:Google公式
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Googleは12月8日、コンピュータサイエンス教育週間(CSEdWeek)に合わせ、次世代育成支援の強化を発表しました。ゲーム型教材の拡充に加え、教育機関へ500万ドル以上の資金提供を行い、AI時代のイノベーター育成を加速させます。
注目の新教材は、スタンフォード大と共同開発した「AI Quests」です。生徒は研究者となり、糖尿病網膜症を検出するAIモデル活用を体験します。実社会の課題解決を通じ、技術への理解を深める実践的なアプローチが特徴です。
資金面では、Google.orgが新たに500万ドルを拠出します。教員のAI指導力向上や、K-12(幼稚園から高校)向けCS教育基準の現代化を支援。Raspberry Pi財団などとも連携し、世界規模で教育インフラを整えます。
AIによりコーディング作業は変容しますが、CSの基礎原理は依然として不可欠です。Googleは、ツールを使いこなすだけでなく、仕組みを理解し創造する力を育むことで、将来の産業競争力を担う人材基盤を強化しています。