1Xが家庭用人型ロボを産業界へ、最大1万台の供給契約
出典:TechCrunch
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ロボット開発企業の1Xは2025年12月11日、投資家のEQTと戦略的提携を結び、最大1万台の人型ロボットを供給すると発表しました。対象はEQTが出資する300社以上の企業群で、2026年から2030年にかけて製造や物流の現場へ導入される計画です。
今回供給される「Neo」は、本来2万ドルの家庭用ロボットとして設計され、家事支援などを目的に発表されたモデルです。しかし、家庭内でのプライバシーや安全性、高価格といった普及の壁に対し、産業用途であれば導入障壁が低く、より確実な需要が見込めます。
1XはOpenAI Startup Fundなどから資金を調達しており、AI技術を搭載したロボット開発で注目を集めています。家庭用として開発された高度な対人性能や動作精度を産業現場で活かすこの戦略は、人型ロボットの実社会への浸透を加速させる重要な一手となるでしょう。