ロボット犯罪警告と削除不能AI搭載テレビへの懸念
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欧州警察機関Europolは48ページのレポートを公開し、2035年を見据えたロボット・AI犯罪の予測シナリオを提示しました。これは予測ではなく「フォーサイト演習」として位置づけられています。
レポートが描くシナリオには、介護ロボットへのハッキングによる家族情報の盗取・子どもへのグルーミング、自律走行車・ドローンの武器化、スウォームドローンによる都市テロ攻撃などが含まれます。
一方でロボット工学専門家からは、Europolのシナリオは技術の普及速度を過大評価しているとの批判もあります。技術普及はコストや量産能力にも依存するため、2035年という近未来での実現には懐疑的な見方もあります。
家電分野では、LGが最新スマートTVにMicrosoftのCopilotショートカットを搭載し、ユーザーが削除できないとして批判を受けました。SamsungのTizen OSにはPerplexityとCopilotが搭載されており、AIチャットボット組み込みが業界全体で加速しています。
最大の懸念は、AIチャットボットが追加するプライバシーポリシーの複雑さとデータ収集の不透明さです。テキサス州がスマートTV大手を同意なしの追跡で提訴するなど、規制圧力も高まっています。根本的な問題はAI機能そのものではなく、スマートTVメーカーのソフトウェア収益化への傾倒にあります。