AIデータセンターへの住民反発、各地で阻止成功

反対運動の成果

2Q25に980億ドル相当が阻止・遅延
GoogleがIndyDC計画を撤回
230団体が建設モラトリアム要求
超党派で反対運動が拡大

電力・環境問題が焦点

AIラックは住宅80〜100軒分電力
xAI施設周辺でNO2が79%上昇
Metaの施設向けにガス発電所新設
電気代高騰が知事選の争点に
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2025年を通じて、米国各地のコミュニティがAIデータセンター建設計画に対して反対運動を展開し、多くの事例で実際に計画を阻止または遅延させることに成功しました。

Data Center Watchの報告によると、2025年第2四半期だけで240億ドル相当のプロジェクトが阻止され、737億ドル相当が遅延しました。反対運動は前年同期比で増加しています。

Googleはインディアナポリスでの大規模データセンター計画を、住民の水・電力使用への懸念を受けて撤回しました。イーロン・マスクxAIはメンフィスの施設周辺で窒素酸化物濃度が大幅に上昇しているとして、NAALCPから訴訟の脅しを受けています。

Metaがルイジアナ州に建設予定の大型データセンターをめぐっては、地元電力会社Entergy社が計32億ドルのガス発電所3基を建設しており、一般消費者への電気料金転嫁を懸念する声が上がっています。

バージニア・ニュージャージー両州では電気料金の上昇が州知事選の争点となりました。共和・民主両党が地方レベルで連携してデータセンターに反対するという珍しい政治連合が形成されています。トランプ政権のAI行動計画は逆に環境規制緩和でデータセンター開発加速を目指しており、対立が続く見通しです。