Google、全製品にリサイクル素材導入の知見を業界公開

リサイクル素材の実績

Pixel 10aは重量の36%がリサイクル素材
2025年製品のプラスチック48%が再生材
Nest Wifi Proはリサイクル率60%達成
アルミ・コバルト・希土類など多素材に拡大

循環経済への取り組み

サプライヤーと連携し供給網を構築
再生材の需要と供給の鶏卵問題を打破
材料ガイドをPDFとNotebookLMで公開
包装・炭素削減に続く第3弾の知見共有
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Googleは2026年3月、自社ハードウェア製品におけるリサイクル素材の活用ノウハウをまとめた「Recycled Materials Guide」を公開しました。同社は2019年から全製品へのリサイクル素材導入を推進しており、業界全体のサステナビリティ向上を目指しています。

同社は2020年に「プラスチックの50%以上を再生材にする」という目標を設定し、2025年製造製品では48%とほぼ達成しました。取り組みはプラスチックにとどまらず、製品全体の重量ベースでリサイクル含有率を追跡する方式へと拡大しています。

最新のPixel 10aでは、アルミニウム、コバルト、銅、金、スズ、タングステン、希土類元素、プラスチック、ガラスなどのリサイクル素材が重量の36%を占め、業界をリードする水準です。Nest Learning Thermostat第4世代は48%、Nest Wifi Proは60%に達しています。

課題となったのはサプライチェーンの未整備です。ブランドの需要がなければサプライヤーは増産せず、供給がなければブランドも採用しないという悪循環がありました。Googleはサプライヤーとの密な連携で需要を示し、再生材の供給量拡大を実現しました。

公開されたガイドはPDFに加えNotebookLMでも利用可能で、インタラクティブな活用ができます。同社はこれまでにもプラスチックフリー包装やカーボン削減のガイドを公開しており、持続可能な実践が業界標準になることを目指しています。