Google、他社AIの記憶と会話履歴をGeminiに移行する新機能を公開

記憶インポート機能

プロンプトコピペで移行完了
趣味・人間関係など個人情報を即反映
無料・有料の個人アカウント対象

会話履歴の移行

ZIP形式で最大5GBまで対応
過去の会話を検索・継続可能
「過去のチャット」をメモリに名称変更

競争の背景

ChatGPTは週間9億人の利用者
Geminiは月間7.5億人で追い上げ
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Googleは2026年3月26日、AIアシスタントGeminiに他社チャットボットの記憶と会話履歴を取り込める「スイッチングツール」を発表しました。デスクトップ版の無料・有料個人アカウントで順次提供を開始しています。

記憶インポート機能では、Geminiが提示するプロンプトを現在使用中のAIに入力し、その出力をGeminiに貼り付けるだけで移行が完了します。趣味や家族の名前、出身地など、他のAIに共有していた個人的な情報をそのまま引き継ぐことができます。

会話履歴の移行では、ChatGPTClaudeなど他社サービスからエクスポートしたZIPファイルを最大5GBまでアップロード可能です。過去の会話スレッドを検索し、中断した場所からそのまま続けられる設計となっています。

Googleはこの機能追加に合わせ、Geminiの「過去のチャット」機能を「メモリ」に改称します。同社が推進するパーソナルインテリジェンス構想の一環で、GmailやGoogleフォト、検索履歴と連携した高度なパーソナライズを目指しています。

背景には消費者向けAI市場の激しい競争があります。ChatGPTが週間アクティブユーザー9億人を誇る一方、Geminiは月間7.5億人にとどまっており、乗り換え障壁を下げることでユーザー獲得を加速する狙いです。なお、ビジネス・企業向けアカウントや18歳未満のアカウントは現時点で対象外です。