Character.AIが古典文学をロールプレイに変える新機能を公開

Booksモードの概要

古典20作品以上で開始
原作準拠と自由探索の2モード
改変ユニバースの共有機能

安全対策と背景

未成年チャット制限後の新展開
構造化された体験で安全性を重視
無料ユーザーも限定回数で利用可

今後の展開

ガイド付きTapTaleモードを予告
モバイルアプリとLabs両対応
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AIチャットボットを手がけるCharacter.AIは2026年4月16日、古典文学作品の世界に入り込んでロールプレイを楽しめる新機能「Books」を発表しました。プロジェクト・グーテンベルクから調達した『不思議の国のアリス』『高慢と偏見』『ドラキュラ』など20作品以上のパブリックドメイン作品でサービスを開始します。

Booksモードでは、複数のプレイスタイルが用意されています。原作の物語展開に沿いながらユーザーが登場人物として参加する「book arc mode」と、世界観やキャラクターとより自由にやり取りできる「off-script mode」の2種類です。さらに、事前に用意された選択肢で物語を進める「TapTale」モードも近日公開予定とされています。

ユニークな機能として、alternative universe remixが挙げられます。作品の前提を丸ごと書き換え、たとえば「宇宙を舞台にしたラブコメ版アリス」や「トトが主役のオズの魔法使い」といった独自の世界を作成し、他のユーザーと共有できます。モバイルアプリまたはウェブ版のLabsから利用でき、無料ユーザーにも限定的なお試し枠が提供されます。

この新機能の背景には、Character.AIが抱える法的リスクがあります。同社は未成年ユーザーへの精神的悪影響を巡る複数の訴訟に直面しており、昨年には未成年向けの自由チャット機能を停止しました。Booksモードは、より構造化された安全な体験を提供することで、AIロールプレイに対する世間の認識を変えたいという同社の意図がうかがえます。