Upscale AIが評価額20億ドルで資金調達を協議中

急成長の資金調達

創業7カ月で3度目資金調達
評価額約20億ドルでの調達を協議
今回の調達目標は1.8〜2億ドル

事業と投資家

独自チップインフラ構築に注力
製品未リリースのまま急拡大
Tiger Globalなど有力VCが出資
フルスタック型と公開標準を志向
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AIインフラ企業のUpscale AIが、評価額約20億ドルで新たな資金調達ラウンドを協議していることが、Bloombergの報道で明らかになりました。調達額は1億8,000万〜2億ドル規模とされ、2025年9月の創業からわずか7カ月で3度目の資金調達となります。

同社は2025年9月に1億ドルのシードラウンドで事業を開始し、2026年1月には2億ドルのシリーズAを完了しています。投資家にはTiger Global Management、Xora Innovation、Premji Investが名を連ねています。

注目すべきは、Upscale AIがまだ製品をリリースしていない点です。同社はAI向けのカスタムチップの開発と、チップ間の効率的な通信を実現するインフラ構築に取り組んでいるとされます。フルスタック型のソリューションとオープンスタンダードこそがスケーラブルなAIインフラの未来だという戦略を掲げています。

AI時代のスタートアップ投資では、企業の成長以上に評価額が急騰する傾向が続いています。製品未発表の段階で20億ドルの評価を受けるUpscale AIの事例は、AIインフラ分野への期待の大きさを象徴するものと言えるでしょう。