Gemini Embedding 2が正式版に昇格

マルチモーダル埋め込み

テキスト・画像動画音声に対応
複雑なパイプラインを統合可能
EC検索動画分析で実証済み

提供と今後の展開

Gemini APIとVertex AIで利用可能
本番環境向けの安定性を確保
Google製品の基盤技術を外部開放
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Googleは2026年4月22日、マルチモーダル埋め込みモデルGemini Embedding 2の一般提供(GA)を開始しました。プレビュー期間中にEC向け検索エンジンや動画分析ツールなど多数のプロトタイプが構築されており、今回の正式版ではこれらを本番環境へ移行するための安定性と最適化が施されています。

Gemini Embedding 2の最大の特徴は、テキスト・画像動画音声をネイティブに扱えるマルチモーダル対応です。従来はモダリティごとに個別のパイプラインを構築する必要がありましたが、単一モデルで横断的な検索推論が可能になります。これにより、開発者は複雑なインフラ構成を大幅に簡素化できます。

提供チャネルはGemini APIVertex AIの2系統です。個人開発者から大規模エンタープライズまで、既存のGoogle Cloudワークフローに統合しやすい設計となっています。

同モデルはGoogleの各種プロダクトを支える基盤技術であり、社内で蓄積された研究成果を外部の開発者コミュニティにも開放する位置づけです。RAGやセマンティック検索を構築する際の選択肢として、マルチモーダル対応の埋め込みモデルが正式版で利用できる意義は大きいといえます。