Alphabet増収22%、検索クエリが過去最高を記録

決算の主要指標

売上高1099億ドルで予想超え
クラウド売上200億ドル突破、63%増
有料サブスク3.5億件に到達
検索広告収入が19%増

AI戦略の進展

Gemini Enterprise有料MAU40%増
APIトークン処理が毎分160億に拡大
消費者向けAIプランが過去最高の伸び

YouTube事業の明暗

YouTube広告収入99億ドルで予想未達
Premium非トライアル加入者が過去最大の増加
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Alphabetは2026年第1四半期決算を発表し、連結売上高が前年同期比22%増の1099億ドルに達したことを明らかにしました。CEOのSundar Pichai氏は、Google検索のクエリ数が過去最高を記録し、AI体験がSearch全体の成長を牽引していると述べています。決算はウォール街の予想を上回り、発表後に株価は上昇しました。

Google Cloudの売上高は前年同期比63%増の200億ドルを初めて突破しました。生成AIモデルを基盤とする製品の売上は前年比約800%増と急成長しています。受注残も前四半期比でほぼ倍増し、4600億ドル超に達しました。Gemini Enterpriseの有料月間アクティブユーザーは前四半期比40%増で、BoschやCitiなど大手企業が採用を進めています。

一方、YouTube広告収入は前年同期比11%増の99億ドルでしたが、市場予想の99.9億ドルには届きませんでした。これはYouTube Premiumへの移行が進み、広告視聴が減少していることが背景にあります。ただし、サブスクリプション事業ではYouTube Music・Premiumの非トライアル加入者数が2018年のサービス開始以来、四半期ベースで過去最大の増加を記録しました。

有料サブスクリプション総数は前四半期の3.25億件から3.5億件へと2500万件増加しました。YouTubeGoogle Oneが主な成長ドライバーです。消費者向けAIプランも過去最高の四半期となり、Geminiアプリの採用拡大が寄与しています。Pichai氏はAIへの投資とフルスタック戦略があらゆる事業を加速させていると強調しました。