AI生成ポルノの作り方を販売、アリゾナで提訴

手口と被害の実態

実在女性の写真でAIモデルを訓練
月額24.95ドルで作成手法を販売
フォロワー5万人未満の女性を標的に指示
50万件超の画像動画が生成済み

法規制と課題

Take It Down法は2026年5月施行予定
州法は事後対応にとどまる傾向
プラットフォーム削除は「もぐら叩き」状態
アリゾナ州で自動検出義務化法案を提出
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2026年4月30日、米WIREDは、アリゾナ州フェニックスの男性3人がSNS上の女性の写真を無断で収集し、AIで生成したポルノコンテンツの作成方法を有料で販売していたとして提訴された事案を報じました。被告らはCreatorCoreというソフトウェアを使い、実在の女性に酷似したAIインフルエンサーを作成し、Fanvueで販売していたとされます。

訴状によると、被告らは「AI ModelForge」というプラットフォームを通じ、月額24.95ドルで他の男性にも同様の手法を指導していました。女性のSNS写真をスクレイピングしてAIモデルに学習させる手順書を提供し、1か月で5万ドル以上の収入を得ていたとされます。2025年時点でCreatorCoreには8,000人以上の有料会員がおり、50万件を超える画像動画が生成されていました。

被告らは法的リスクを避けるため、フォロワー5万人未満の一般女性を標的にするよう受講者に指示していたと訴状は指摘しています。原告の1人であるMGさんはフォロワー約9,000人の一般女性で、自身の顔や体型に酷似したAI生成画像Instagramで拡散されていることを知人からの通報で知りました。

アメリカでは2025年5月にTake It Down法が成立し、非合意のAI生成性的コンテンツの公開を違法としましたが、施行は2026年5月です。アリゾナ州議会ではウェブサイトに自動検出ツールの導入を義務付ける法案が提出されていますが、削除してもすぐ再掲載される「もぐら叩き」状態が続いており、被害者の救済には課題が残っています。